住まいの「健康」は、屋根と外壁から。
強い陽射しや雨風から、家の構造体や大切な家財、そしてご家族の暮らしを守り抜く屋根・外壁。
常に外気にさらされる過酷な部位だからこそ、早めの点検と定期的なお手入れが、将来的な修繕コストを抑える鍵となります。

01 屋根
屋根リフォームの重要性と役割
屋根は単に雨風を凌ぐだけでなく、雨水を適切に排水し、住まいの土台を守る重要な役割を担っています。
リフォームの際は、屋根材のメンテナンスだけでなく、「雨樋(あまどい)」の点検も欠かせません。雨樋に破損があると、溢れた雨水が外壁を直接濡らし、住まい全体の劣化を早める原因になるからです。
主な屋根材の特徴
お住まいの構造やご予算に合わせて、最適な素材をご提案します。

粘土瓦(和瓦)
古くから伝わる高耐久・高防水な素材。瓦自体の寿命は長いですが、漆喰の詰め直しやズレの補修など定期的な点検が必要です。

人工木 樹脂製
セメント製の薄い板状の屋根材。軽量でカラーバリエーションが豊富。建売住宅で主流ですが、定期的な塗装メンテナンスが前提となります。

ガルバリウム鋼板
非常に軽量で錆に強く、ひび割れの心配も少ない現代の主流素材。「カバー工法」にも最適ですが、瓦に比べると雨音が響きやすい側面もあります。
※かつてのスレート材にはアスベストが含まれていましたが、現在は製造・使用ともに禁止されており、安全なノンアスベスト材が使用されています。
屋根の状態に合わせたリフォーム工法
築年数や劣化状況により、最適な施工方法は異なります。
| 工法 | 概要 | 目安時期 |
|---|---|---|
| 塗装 | 屋根材を塗膜で守り、美観と防水性を蘇らせます。 | 築10年〜 |
| カバー工法 | 今ある屋根の上に新しい屋根材を重ねる、低コスト・短期間の工法。 | 築20年〜 |
| 葺き替え | 古い屋根を撤去し、下地から新しく作り直す根本的な解決策。 | 築20年〜(下地劣化時) |
| 部分補修 | 棟板金の交換、漆喰の詰め直し、雨樋の交換など。 | 随時 |



塗料選びのポイント
塗装リフォームでは、塗料の「樹脂」の種類によって耐久性や機能が変わります。
シリコン塗料
コストと性能のバランスが良く、最も選ばれているスタンダードな塗料です。(耐久目安:6〜10年)
フッ素塗料
汚れに強く、長期的に屋根を守る高機能塗料。塗り替え回数を減らしたい方に最適です。(耐久目安:10〜15年)
遮熱塗料
太陽光を反射し、屋根の温度上昇を抑制。夏の室内を快適にし、節電効果も期待できます。
02 外壁
外壁リフォームの重要性
外壁は、365日休みなく風雨や紫外線から家を守り続けています。
定期的な点検で傷みや破損を早期に発見・修繕することが、結果として外壁の寿命を延ばし、将来的なメンテナンスコストを抑えることにつながります。
主な外壁材の特徴とリフォーム
お住まいの建築時期やデザイン、ご要望に合わせて最適な工法をご提案します。

サイディング(現代の主流)
セメント系の「窯業系」をはじめ、金属系、樹脂系、木質系など種類が豊富です。
張り替え
既存の壁を撤去して新しくします。下地の確認も同時に行えます。
カバー工法
今ある壁の上に新しいサイディングを重ねる工法。撤去・廃棄コストが抑えられますが、下地の状態や重量の確認が重要です。

モルタル(伝統的な左官仕上げ)
セメントと砂を混ぜた素材で、防火性に優れています。
経年劣化で「ひび割れ(クラック)」が起きやすいため、リフォームの際は丁寧にひびを補修してから表面を塗装し、防水性を復元させます。
塗料選びのポイント
外壁塗装は、使用する塗料の「樹脂」によって耐久性やコストが変わります。
| 塗料の種類 | 特徴 | 耐用年数の目安 |
|---|---|---|
| アクリル塗料 | 価格は最も手頃ですが、耐候性が低くこまめな塗り替えが必要です。 | 5〜8年 |
| ウレタン塗料 | 密着性が高く、雨樋などの付帯部や木部の塗装に適しています。 | 8〜10年 |
| シリコン塗料 | 価格と性能のバランスが良く、現在最も普及している標準的な塗料です。 | 10〜12年 |
| フッ素塗料 | 高価ですが、耐久性・耐候性が非常に高く、メンテナンス頻度を減らせます。 | 12〜15年 |
※外壁塗装の寿命は、高性能なものでも10〜15年程度です。「15年に一度の塗り替え」をマイホームの健康診断の目安にしてください。
03 屋根・外壁リフォームに付随する重要工程
リフォーム費用には、材料費だけでなく、施工の品質を左右する以下の「付帯作業」が含まれます。
足場の設置
高所作業の安全と精度を守るために必須です。立地や建物の大きさにより費用が異なります。
高圧洗浄
古い塗膜や苔、カビを徹底的に除去します。ここを疎かにすると、新しい塗料がすぐに剥がれる原因になります。
養生(ようじょう)
窓サッシや床など、塗料が付着してはいけない場所をビニール等で丁寧に保護します。
下地処理
ひび割れ補修や、サイディング間のシーリング打ち替えを行います。塗装後の美しさと耐久性を決める最も重要な工程です。
💡 お得なアドバイス
屋根と外壁を同時にリフォームすることで、高額になりがちな「足場代」を1回分にまとめることができ、トータルコストを賢く抑えられます。
工事の流れと工期の目安
施工内容によって工程が異なります。お客様のプランに合わせてご確認ください。
※天候や建物の状況により、工期が前後する場合がございます。
【プランA】カバー工法(重ね葺き・貼り)の流れ
既存の屋根・外壁を活かしつつ、新築のような外観に仕上げます。
足場設置
安全な作業スペースを確保します。
付帯物の撤去
工事の邪魔になる配管や備品を一時的に取り外します。
本体工事
新しい屋根材・外壁材を丁寧に設置します。
付帯物の復旧
取り外した備品を戻します(必要に応じて新品への交換もご提案します)。
最終確認・清掃
足場解体前に、施工漏れがないか厳格にチェックします。
足場解体・お引渡し
周辺を清掃し、完了報告と共にお引渡しいたします。
【プランB】塗装リフォームの流れ
三度塗りの徹底により、住まいの防水性能を蘇らせます。
足場設置
高圧洗浄
汚れ・旧塗膜の除去
養生
サッシ等の保護
下地処理
ひび割れ・シーリング補修
下塗り
密着性を高める重要なベース作り
中塗り・上塗り
仕上げ塗料を2回重ね、厚みと光沢を出します
付帯部塗装
破風・軒天・雨樋なども丁寧に仕上げます
最終確認・足場解体・お引渡し
屋根・外壁のお悩み、アークホームにご相談ください
屋根や外壁は、住まいの寿命を左右する「最前線」です。
ダメージが深刻になる前の、早めのメンテナンスが住まいを長持ちさせる秘訣です。
どんな小さなお悩みでも構いません。現地調査・お見積りは無料です。
地域密着のアークホームまで、まずはお気軽にご相談ください。
グループ
そろそろ塗り替え時期かな?
今の状態でいくらかかるか
知りたい
雨漏りが心配…